3月に初のモデルデッサン会を開催いたしました。普段生徒さんは写真を見ての制作が多いですが、やはり実際にモデルさんを前にして絵を描くことで沢山の発見があります。
今後も定期的に開催していきます。
こちらのブログでは「絵画クラブまほろば」に来ている生徒さんを紹介していきたいと思います。
絵を描いてどのような変化があったのか、インタビュー形式でお話しを聞いていきます。

教室に通い始めて8ヶ月のNさん

Q 教室を知ったきっかけ。行こうと思った理由。
職場の先輩が通っていると聞いて。
絵に興味があったので。


Q 教室に通いはじめた時と今を比べて。成長したポイントなど。
小中学校以来、絵を描くことは、ほとんどなかったので新しいことにチャレンジできている。


Q 教室の楽しいところ。来てよかったところ。
2、3時間の中で、普段の生活ではやらない、絵の具で色をのせることなど、緊張感を持てるところ。


Q これからやりたいこと。
飼っている犬の絵を描くこと。



作品紹介
アクリル絵の具で描いたガクアジサイ。
アクリル画は三作品目ですが、これまでは先生の言う通りに描いてましたが、今回は日本画のような質感になり個性が出るようになってきています。
アトリエ近くのマンションのコミュニティーホールで行われる文化祭にお誘い頂き、生徒さんと一緒に教室展を開催することができました。
こちらでの参加は二回目で三年振りの開催になりました。

三年振りに絵を観て下さった方からは、皆さん成長が素晴らしいですね!との嬉しいお言葉をいただきました。また、この展覧会を通じて生徒さんも増えて、大変充実した機会になりました。

また来年も参加して、生徒と共に成長した姿をお見せできたらと思います。
絵を出品して下さった生徒の皆様、また、お越し下さいました皆様、誠にありがとうございました。

教室に通い始めて6ヶ月のKさん


Q  教室を知ったきっかけ。行こうと思った理由。

友人が通っていると聞き、面白そうだと思ったので。
昔から絵を描くことは好きだったので、ちゃんと習ってみたかった。


Q 教室に通いはじめた時と今を比べて。成長したポイントなど。

水彩は学校で使ったことがあったけど、アクリル絵具を使うという初めての体験ができた。
絵の具の使い方を教えてもらい、絵の具の扱い方が広がったと思う。
水彩とは違う面白さが分かった。


Q 教室の楽しいところ。来てよかったところ。

集中できる事が気分転換やストレス解消につながっている。
自分の作品が仕上がっていくのが楽しい。
先生に色々と教えてもらえる事で世界が広がった。


Q これからやりたいこと。

展覧会に作品を出す!
大きな絵にチャレンジする!

Q その他感想など

毎月一回ですが、この日のスイッチオフ(プライベートタイム)を楽しみにしています。
まだまだ進化していきます!



作品紹介

3作品目

4作品目

亡くなった愛犬を描いた作品。
3作品目と比べると、ワンちゃんの毛並みの柔らかさが更に上手に表現されていて、一作品づづ成長が見られます。

< 講師の個展のお知らせ >

中野淳也 水彩画 個展「作家の肖像」
2021.4.16(金)〜4.20(火)
12:00〜18:00

Gallery Blau Katze ギャラリーブラウカッツェ
大阪府富田林市加太1-3-24

*終了いたしました

私が住んでいる大阪の富田林で水彩画の個展を開催します。普段の油絵制作とは趣向を変え、"地域に芸術で貢献する"ことを目的にGallery Blau Katzeで活躍している作家の皆様に協力いただき、「作家の肖像」を水彩で描かせていただきました。
Gallery Blau Katzeがオープンしたのは2017年7月。私が富田林に引っ越してきたのとほぼ同時期で、初めから面白いご縁を感じていました。
富田林でこのような活動的なギャラリーは珍しく、大阪府下で芸術に触れる貴重な機会になっています。
沢山の作家がこのギャラリーで作品を発表し、お客様が作品や作家と出会い、作家同士が出会い、新しい物語が生まれました。
ギャラリーが無ければ生まれなかった沢山の物語。そんな不思議な物語を作家の肖像を通して感じていただけると幸いです。


会場風景

作品
絵画教室まほろばでは新型コロナウイルス予防対策を実施し生徒の皆様が安心して制作できるよう環境を整えてまいります。 

教室側の取り組み
○ 机やドアノブなどの手の触れる場所、トイレなど重点的に教室前に消毒いたします。
○ 講師は教室前に体温を測り、常時マスク着用にて指導いたします。
○ 生徒様の間隔を十分に保つため、一回の教室は五名様までとします。
○ 朝から換気し、制作中も定期的に換気いたします。

生徒様へのお願い
○ 体調が少しでもすぐれない場合は当日でもキャンセルいただきますようお願いします。
○ 入室時の手指消毒、マスク着用をお願いします。
○ 制作中は定期的に換気しますので、防寒に必要な羽織ものなどご持参ください。
○ 生徒間の画材などの貸し借りは原則禁止とします。
○ 教室では飲食の提供はいたしませんので、飲み物など各自でご持参ください。また、お菓子の持ち込みはご遠慮いただきますようお願いします。
2019年11月16日、17日にアトリエ近くのマンションのコミュニティーホールで行われる文化祭にお誘い頂き、生徒さんと一緒に初めての教室展を開催することができました。
自宅で絵画教室を始めたのが今年4月、"絵画クラブまほろば"と名前を付けたのが今年10月、そして11月に教室展ということで、とても順調なペースで進んでいます。本当に有難い限りです。
また早くも、12月7日(土)富田林市民会館レインボーホールで開催されたハンドメイドフェスのブースにて「絵画クラブまほろば」の第二回の展覧会を開催することが決まりました。
こちらは毎月第三火曜日にレインボーホールでやっているデッサン勉強会の成果発表の場にしようと考えています。
絵を通じて沢山の方と交流ができるのは幸せな時間です。また来年も参加して、生徒と共に成長した姿をお見せできたらと思います。
絵を出品して下さった生徒の皆様、また、お越し下さいました皆様、誠にありがとうございました。
引き続き教室と自身の制作にと、一生懸命取り組んでいきます。

2018年3月29日、自宅アトリエで初の絵画教室を開くことができました。
初生徒さんとの出会いは、以前からSNSを見て下さっていた方で、展示会場でバッタリお会いして声をかけて下さいました。
その日は会場にいるとは言ってなかったし、展示を観たらすぐに会場から離れるつもりだったので、声をかけてもらえなかったら、もうそれで縁が切れていたかもしれない。とても不思議なご縁を感じます。
生徒さんは元々水彩画を描かれていて、色彩感覚がとても良い方です。これからは人物画に挑戦したいとのことで、娘さんの写真を撮ってきてもらい、まずはデッサンをしっかりとしてもらいました。
写真では分からない人体の形、骨格や筋肉の流れを意識して描いていきます。

デッサンを水彩紙に転写後、水彩一層目まで
デッサンを習うのが初めてでとても楽しかったとのこと。
「教室は、あっという間の3時間でした。描く事が以前より自分に近づいた様に思います。もっと描けるようになったら違った画材にも挑戦したいな」との嬉しいご感想。
自宅アトリエだとすぐに画材を提案したりできるので、そこも魅力のひとつ。
それと、具体的な技術もお伝えしますが、本来は"自分の作品を創る"というのが絵を描くことの意味。
生徒さんはその点も汲み取っていただけたようでとても嬉しかったです。
"絵を描くことの意味を考える"というのは他の教室にはあまり無い、この教室の特色だと思います。

4月からはもう一人生徒さんが来て下さるので、絵画教室はこれで生徒2名となります。
自宅アトリエで絵画教室をするにあたり、自宅を解放することへの不安がありましたが、今回来て下さった方みたいに気の合う方しか結局来ないのかもしれない、そんな気がしてきています。
以前からやりたかった地域貢献と地域の文化向上が少し具体的な形になってきました。今後も絵画教室をもっと充実させていきます。